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「データSIM」「SMS機能付きデータSIM」「音声機能付きSIM」の違い
格安SIMを申し込む際にはSIMカードの種類を指定する必要があります。
今回は「データSIM」「SMS機能付きデータSIM」「音声機能付きSIM」の違いを解説します。
音声機能付きSIMとは?
まずは、音声機能付きSIMから解説します。
音声機能付きSIMカードは、キャリアと契約する際に受け取るSIMカードと同様の機能を持ったものと考えると分かりやすいです。
スマートフォンやガラケーの通信機能にはアプリやネットといったデータ通信(インターネット回線)を使うものと、通話機能といった音声通信(電話回線)を使うものとがありますが、音声機能付きSIMというのはデータ通信+音声通信の両方の機能を使うことができるSIMカードです。
そのため、通信費を節約するためにキャリアからMVNOにMNPで乗り換える場合には、必然的にこちらのSIMカードを選択することになるでしょう。
データSIMとは?
次に、データSIMについて解説します。
先ほど、音声機能付きSIMというのはデータ通信+音声通信の両方に対応したSIMカードと説明しましたが、データSIMはデータ通信のみに対応したSIMカードです。そのため、スマホ1台でデータ通信+音声通信の両方を利用できないと困るという方は選択してはいけないSIMカードということになります。
では、データSIMにはどのような使い道があるのでしょうか?
まず、スマートフォンとガラケーの2台持ちをするという方の中には、スマホにはデータSIMが入っていれば十分という方がいらっしゃいます。
ネットやアプリといったデータ通信を利用する場合はデータSIMの入ったスマートフォンを使用し、通話はガラケーで行うことで役割を分担するというイメージです。他には、メインのスマートフォンの他にサブ機としてSIMフリーのタブレットを持ち歩く方という方も、よくデータSIMを利用していらっしゃいます。
いずれにせよ、スマートフォンやタブレット等を2台以上利用するという方に需要があるのがデータSIMということになります。
SMS機能付きデータSIMとは?
最後に、SMS機能付きデータSIMについてです。
こちらのSIMカードは基本的にはデータSIMと同じ役割になるのですが、SMS機能を利用できるという点が異なります。
SMS機能とは、電話番号やSIMの固有番号を利用して短いメッセージを送受信できるサービスの事を指します。
SMS機能がどのような場面で利用されるのかというと、単純にユーザー間でメッセージのやりとりにも利用されますし、SIMの電話番号や固有番号に対して送受信されることからアプリやサービスに登録する際の本人確認に利用されます。
SMS機能は無くても困らないことが多いですが、LINEなど一部のアプリを利用する際にはあると便利なので、そのようなアプリやサービスをよく利用するという方はこちらを選択すると良いでしょう。
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